世界を変える風呂敷「Knot Wrap」
「Knot Wrap(ノットラップ)」とは、ペットボトル2本分のリサイクルプラスチック素材や、インドのフェアトレード布素材で作られたラッシュオリジナル風呂敷。
ラッピング、バッグ、壁掛け、アクセサリーなどアイディア次第で自由自在に使うことができます。
ラッシュオリジナル風呂敷「Knot Wrap」。ペットボトル2本分のリサイクルプラスチック素材や、インドのフェアトレード布素材で作られた「Knot Wrap」は、ギフトのラッピングや荷物が増えた時のエコバッグ、ファッションアイテムなど幅広く活用できるアイテムです。使い捨てのラッピングペーパーではなく、何度も使えるラッピングを採用することは、限りある資源を守ることにつながります。
日本で一年間に使われる包装紙は約85万t。
東京ドーム2.3個分にものぼると言われています。
大切な人にプレゼントを贈る素敵な習慣が、一方で地球環境に多大な負荷を掛けているとしたらとても悲しいことです。ラッピングには贈り物に華を添える大切な役割があり、ラッシュではプレゼントを受け取った後の包装資材が直接ゴミ箱に捨てられないための方法を模索し続けています。日本のお風呂文化から生まれた風呂敷は、まさに究極のエコ・ラッピング。プレゼントの中身を楽しんだ後にも、エコバッグとして利用したり、また別の人への贈り物を包んだり。あなたの優しい気持ちは、プレゼントを受け取った方の日常に寄り添い続けます。
インドのコミュニティ「Re-Wrap」よりフェアトレードで
ラッシュでは、一部の原材料や布製品をフェアトレード(※)で購入しています。
「Knot Wrap」もフェアトレード製品のひとつです。一部の「Knot Wrap」は、社会的、経済的に立場の弱い人々に仕事の機会を創出する、非営利団体「Re Wrap」を通じてインドのコミュニティでつくられていて、プリントから縫製までハンドメイドされたオーガニックコットンを使用しています。
※フェアトレードとは、生産国で作られた製品や作物を、仲介業者を通さず直接生産者と適正な価格で継続的な取引をすることにより、生産者の持続的な生活向上を目指し、生産者をサポートする仕組みです。
風呂敷の歴史
物を包む布としての起源は奈良時代まで遡ることができ、正倉院宝物の中に舞楽の衣装包みとして用いられたものが残っています。また、当時のお風呂は、蒸し風呂のようなもので、蒸気を拡散させるためにスノコが利用されていたようですが、直に座ると熱いため、「むしろ」や「布」などを敷き、汗もこれに吸わせたそうです。これが「風呂敷」の語源という説があります。また、室町時代には、将軍 足利義満が大きな湯屋を建てました。そこに招かれた公家たちが入浴した際に、衣類を間違えないように家紋を入れた風呂敷に包んだとされています。江戸時代には、庶民にも銭湯が普及し、脱いだ衣類を包んだり、その上で着替えるのに風呂敷が用いられるようになりました。この頃から風呂敷の名前が一般に定着してきたものと考えられています。
古くから日本人の生活に寄り添い続けてきた風呂敷。包装紙やビニール袋とは違い、何度でも再利用できることから、近年では、風呂敷の良さが見直されています。お気に入りのバスボムやソープなどオリジナルギフトのラッピングとして使用したり、バッグやアクセサリーとして使用したりと使い方はあなた次第。使用用途に合わせて形や大きさを変えらえるのも大きな魅力です。
2014年までに、世界中のラッシュで274,864枚ものKnot Wrapをお客様にご購入いただき、環境保全にご協力いただきました。
これによって、2009年の「Knot Wrap」発売以来、210トンものギフトペーパー、ギフトボックス、ショッピングバッグなどの削減につながり、人と環境に優しい取り組みを実現することができたのです。
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