コンテンツをスキップ

LUSH バージョン:ボディショップの名作を新たなかたちで

大切にされてきた人気アイテムを、フレッシュに蘇らせて。

時をさかのぼり、過去の名作レシピや、意外と知られていなかったラッシュ発のプロダクトまで、改めてご紹介します。長く愛された処方を掘り起こし、新しい時代に合うように磨き上げました。

はじまりはボディバターから

90年代を体験したなら、ボディバターを知らないなんてありえないはず。当時のボディショップを象徴する存在でした。ラッシュが「パッケージのないフレッシュな製品」で街に香りを漂わせる前、ボディショップは革新的なフォーミュラや自然派の原材料、大胆な動物実験廃止のビジョンで一世を風靡していました。

その裏には、のちのラッシュ共同創立メンバーたちの存在がありました。研究開発や製造、研修やキャンペーンを支えていた小さな会社「Constantine & Weir」は、ボディショップに多くの製品を届け、そこから名作の数々が生まれたのです。

すべては小さなサンプルから

始まりは、Anita(ボディショップ創業者)が受け取った小さなサンプル。送り主は、毛髪学者Mark Constantine(現ラッシュ共同創立者/CEO)と美容師Elizabeth Bennett(現ラッシュ共同創立者)が立ち上げた「Constantine & Weir」。自宅のキッチンで生み出したハーバルビューティーの処方は、まだ商品として洗練されてはいませんでしたが、Anitaはそこに可能性を見出しました。やがて大きな注文が入り、両者の間に強力なパートナーシップが築かれていったのです。

多くの人気製品がこのコラボレーションから誕生し、同時に「倫理的でポジティブなビジネス」を目指す姿勢を共に育みました。

自然素材がもたらした変化

共同創立者でありプロダクト発明家のHelen Ambrosenは、当時を振り返ります。

「ボディバターというジャンルがここから始まったんです。自然由来の原材料を使う流れが生まれ、カカオバターを使ったハンド&ボディローションは、なんと一日で1トン作ったこともあります。MarkとMoのキッチンでね!」

また、別の思い出の品も。「『モーストリー・メン』というラインをボディショップが出すことになったんですが、パッケージだけ発表されていて中身がまだなかったんです。Markが慌てて戻ってきて、みんなで急いで作り上げたんですよ。」

それぞれの道へ

その後、ボディショップとConstantine & Weirは袂を分かち、それぞれ新しい道を歩みました。Markたちは「COSMETICS TO GO」という通信販売を手がけ、多くを学び、やがてその経験と価値観を引き継いでラッシュを設立。シンプルな容器やパッケージレスの製品、デリのような陳列方法、そして環境・人権・動物実験反対のキャンペーンを打ち出し、今もなお時代に逆らうように歩み続けています。

思い出とともに

2024年、ボディショップが経営破綻したというニュースは、ラッシュ共同創立メンバーにさまざまな感情を呼び起こしました。何十年も前に一緒に作ったクリームやローション。その頃の処方を、もう一度見直したいと思ったのです。

LUSH バージョン』は、過去の名作へのオマージュであり、私たちが歩んできた“ヒッピーの道”を振り返るトリビュート。最初の一歩を踏み出したあの頃の思いを、新たなかたちで未来へつなげていきます。

執筆:Milly Ahlquist

ホームページ - LUSH バージョン:ボディショップの名作を新たなかたちで