植物由来の緩衝材はプラスチックフリー

地球環境にポジティブな影響をもたらしたい。ラッシュの緩衝材は植物由来の原材料でできています。

 地球温暖化、異常気象、海ごみや使い捨てプラスチックによる海洋汚染。環境問題に関するニュースに触れない日はないと言っても過言ではない昨今、地球は悲鳴をあげ、私たち人間にSOSを出しているのかもしれません。これらの問題について、ラッシュでは日々、問題の解決に向けて出来ることはないか試行錯誤しています。

 ラッシュのギフト商品のボックスやオンラインで商品をご購入いただいたお客様へお届けする配送ボックスに入っている、ふわふわした白いマシュマロのようなもの。「これは何?」と思ったことがある方もいるかもしれません。これは商品の破損を防ぐための緩衝材です。

 ラッシュではこれまでにも地球環境にできるだけ負荷をかけず、お客様も地球もハッピーになる緩衝材をはないかと考えてきました。これまで、本物のポップコーンやリサイクルプラスチックを使ったエアー緩衝材などを使用してきましたが、その後も様々な世界の環境変化とともに、常に「素材のあり方」を考え続け、2016年からは、トウモロコシ由来のコーンスターチを主成分とした100%リサイクルプラスチック混合の緩衝材を使用していました。緩衝材という用途を考慮し、一定の環境において発生する“くっつきやすい”というコーンスターチの素材特性を回避するためにはプラスチックの配合が不可欠だっただめです。

 その後、緩衝材製造メーカーと試行錯誤を重ね、防水性や防湿性を向上させることにより、くっつきやすさを軽減させながら、緩衝材としての役割を果たすコーンスターチ100%を成分とする生分解性である、プラスチックフリーの緩衝材の開発に成功しました。1年で実がなる(=資源が再生する)トウモロコシは、地球全体でみても資源の循環率が高いと言われている作物です。私たちは、循環効率が100万年とも言われる石油由来のプラスチックを混ぜないことにより、環境への負荷が軽減できるのではないかと考えています。

 2018年9月より、ラッシュで使用する緩衝材はこのプラスチックフリーで植物由来の緩衝材に切り替えを開始。そして、現在もよりよい緩衝材を探し続けています。

 「地球にポジティブな影響を生み出す緩衝材を探してきた中で、素材がエシカルなことはもちろん、緩衝材自体の輸送・配送にかかるエネルギーを減らし、それに伴う二酸化炭素排出削減につなげることも配慮しています。今の状況にとどまらず、更に地球環境にポジティブな影響をもたらせるよう、努力を続けていきます」とラッシュのバイヤーは語ります。お客様にお届けする商品の破損を防ぐこと、環境の両方を配慮して、ますます地球環境に優しいブランドを目指していきます。

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