原材料
クエン酸
ベネフィット
Natural
クエン酸は自然に発生するフルーツ酸です。レモンとライムに含まれるクエン酸は、乾燥重量の8%を占めます。ラッシュのクエン酸は、遺伝子組み換えをしていないサトウダイコンや糖蜜を使って作っています。
糖蜜を圧搾してライムと混ぜ合わせ、トレーに積み重ねます。それから、自然のカビ胞子をスプレーし、グレーのフワフワとした柔毛の状態になるまで発酵させると、クエン酸が出来上がります。
白い結晶性の粉末で無臭ですが、とても酸っぱい味がします。
早くも西暦700年には、錬金術師たちがクエン酸の存在に気付いていたとされます。1784年、スウェーデンの化学者カール・ヴィルヘルム・シェーレにより、結晶化したレモン果汁からクエン酸が初めて分離されました。
1860年にイタリアの柑橘フルーツ産業で、副産物として初めて大量生産されるようになりました。1893年、炭水化物を発酵させることにより、青カビにクエン酸の生成を助ける働きがあるということが発見されました。1917年には黒色アスペルギルスが使用され、それが今日一般的に用いられているプロセスに繋がっていきました。
ラッシュはバスボムの発明家として誇りを感じています。クエン酸と炭酸水素Naを混ぜ合わせ、シュワっと溶けるバスボムのベースを形成します。水に加えると炭酸ガスが発生し、シュワシュワと溶けだします。ラッシュでは、様々な色、フレグランス、エッセンシャルオイル、花、ハーブを加えて、独特な香りのバスボムを作っています。バスボムが水に溶けると、エッセンシャルオイルの働きが一層高まります。