原材料

アストロカリウムムルムル種子脂

Astrocaryum murumuru

ムルムルバターは、ムルムルヤシの種子から抽出される白または薄い黄色の脂肪分です。

ムルムルヤシの木はブラジルやアマゾン地域に生育し、この地域の主要な樹木です。幹は太く、樹冠はバドミントンの羽根のような形で、フサフサと茂っています。

栄養価が高く食用に適した実は地元の重要な食料源となっており、木、実、種子の仁から作られる素材は商業的にも重要な地場特産物となっています。木の繊維を使って、ハンモックが作られることもあります。

ムルムルバターはエモリエント作用と保湿力に優れています。皮膜を形成する作用もあり、自然なツヤを与えつつ、お肌をしっかり守ります。ビタミンを含有し、お肌に良いと言われるオレイン酸も多く含んでいます。種子から抽出されるオイルは、昔から髪を柔らかく整え、ダメージから守るために使われてきました。

ムルムルバターの保護作用とエモリエント作用に着目して、ラッシュではフェイスやボディケア商品に使用しています。