原材料

カンゾウ根エキス

Glycyrrhiza glabra

洗浄作用と保湿作用

リコリス（甘草）の根茎や根が、リコリス菓子に見られる特徴的な色と味を生み出します。

リコリスは砂糖の50倍ほど甘く、不快な味を消してくれます。古代ギリシア時代から薬として使用されてきたリコリスは、今日でも重要な薬として重宝されており、咳や胃潰瘍など様々な疾患の治療に用いられています。

リコリスは、その複雑な化学構造が化学者たちの関心を集めており、HIVやがんの治療に役立つ可能性があるとして盛んに研究が行われています。

殺菌作用、抗炎症作用、保湿作用があると、植物の力に詳しいハーバリストたちによって傷の治療にも使われてきました。

リコリスというラテン語の言葉は、ギリシア語のglukus（甘い）とrhiza（根）に由来しています。アジアやヨーロッパ南部に自生し、栽培は主に地中海沿岸地方で行われています。

アメリカでは、リコリスはアニスシードで風味付けされます。 オランダ、北欧、スカンジナビアの人々は、塩気のあるリコリスや酸っぱいリコリスを好みます。 大量生産されているリコリスの大半はタバコの風味付けに使用され、リコリス菓子は、根を煮詰めてできた濃縮液から作られています。

ラッシュでは、沸騰したお湯で根を煮立て、リコリスルートエキスを作っています。お肌を清潔にして潤いを逃さない働きを生かして洗顔ソープ『グレー フェイシャルソープ』に配合しています 。