原材料
トウキンセンカ
Calendula officinalis
ベネフィット
Natural
お肌をいたわる
キンセンカ(学名:Calendula officinalis、別名:ポットマリーゴールド)は耐寒性の観賞植物で、中央ヨーロッパや地中海沿岸が原産です。
このデイジーのような美しいオレンジの花は、世界中で栽培され、飲料、薬、化粧品、染料、食べものなどに使用されてきました。
マリーゴールドと言う名前は、マンジュギクなど他の植物種にも使われますが、これらは同属の植物ではありません。
昔、マリーゴールドには魔除けの力があると信じられていました。
ドイツ薬草学の祖とされる中世の修道女ヒルデガルト・フォン・ビンゲンは、その著作のなかでキンセンカについて記述し、聖母マリアを称えて「マリーゴールド」と名付けたことで知られています。これは、「マリアのゴールド」と言う、2つの言葉を繋げた混成語でした。
マリーゴールドは、アメリカ市民戦争で負傷した人々の手当てにも使われ、その働きは何世紀もの間語り継がれてきました。 植物の力に詳しいハーバリストたちは、軽度のやけど、凍傷、外傷などの民間療法のためにマリーゴールドを使っています。
お肌を穏やかに整えるキンセンカの効能は、化粧品に大変理想的で、非常にマイルドなので赤ちゃん用の商品にも使われています。 皮膚の炎症を鎮め、赤みを抑える作用もあります。 毛細血管拡張や損傷した毛細血管などによるお肌の赤みを軽減するのに作用的であると考えられています。