原材料

オクラ果実エキス

Abelmoschus esculentus

調理目的でオクラをゆでる時の秘訣はゆですぎないこと（ネバネバの感触が食欲をそそらないから）ですが、化粧品に使用する場合は、この粘液は髪を柔らかくし、整え、保湿してくれる正にぴったりのものです。カールをとても滑らかにし、パサつきを抑えます。

この緑の筋がついた指のような形の野菜をご存知の方は、オクラ、レディーズフィンガー（ご婦人の指）、ガンボなどの呼び方をするでしょう。オクラは熟していない一年生草本植物（ゼニアオイ属 (アオイ科）のAbelmoschusまたは Hibiscus esculentus)のさやです。このさやは毛の生えた茎に育ち、成熟しきる前に収穫されます。

インド、カリブ、アフリカの料理で好んで使われるこの野菜は、油で揚げても、茹でても良いですが、ゼラチンのような粘液を豊富に含有しているので、スープやだし汁のとろみを出すのに最もよく使われます。