原材料

オリーブ果実油

Olea europaea

オリーブの木（Olea europaea）は、ジャスミンやライラックを内包する大きなグループに属しています。木の幹は太く、高く成長しますが、より収穫しやすいようにせん定されることも多いです。その樹皮は灰色で、でこぼこしています。葉の裏側は銀色がかった灰色で、お茶、煎じ薬、エキスとして使用されます。

オリーブという言葉は数々の古代言語にさかのぼることができ、現在の形はラテン語（オリバ）とギリシャ語（エライア）からきています。オリーブの木は地中海地方や小アジア、シリアが原産で、樹齢は千年に及ぶものもあります。
今ではスペイン、イタリア、ギリシャ、トルコ、チュニジア、オーストラリアで多く栽培されています。収穫時には棒を使って実を振り落とし、その中から最高のオリーブを選別します。機械を使用したやり方に比べて手間がかかりますが、今も手摘みが一般的な収穫方法です。

エキストラバージンオイルは、風味と栄養素、美しい緑の色合いを残します。その他のグレードには、バージン、ピュア、100％オリーブなどがあります。

オリーブとオリーブオイルは、炎症を防ぐ成分が含まれているため、癌からも守ってくれると考えられています。さらにオリーブの葉にも強力な抗癌特性があることも確認されています。オリーブオイルを摂ることで、悪玉コレステロールのレベルを調節し、心筋梗塞のリスクを減らすことが期待できます。

オイルには、ビタミンE（脂溶性抗酸化物質）、オレイン酸（オメガ9系脂肪酸）、ヒドロキシチロソール（植物ポリフェノール）、スクアレン（人間の皮脂に含まれる油性成分）といった有効成分が含まれます。

ヒドロキシチロソールは、オリーブとオリーブオイルに豊富に含まれる植物ポリフェノールです。これは、世界で最も強力な抗酸化物質のひとつといわれています。
深海鮫の肝臓を絞って得られるサメ肝油に多く含まれていることで知られているスクアレンは、クリームや軟膏によく使用されます。オリーブは、スクアレンの含有量がとても高い植物性の原材料であるため、その代替えとしても使用されています。

オーガニックエキストラバージンオリーブオイルは、農薬、化学薬品、肥料を使用せずに栽培されています。「ドリームクリーム」や「ドリームクリーム エスピー」には、エキストラバージンオリーブオイルを贅沢に使用しています。ベタつかないライトな質感は、ハンド＆ボディケアにも適しています。

保湿クリーム「ミスゴージャス」には、吸収されやすく栄養価が高く完璧なバランスで配合された他の成分に加えて、オリーブオイルが多く含まれています。「インペリアル」にもオリーブオイルは使用されています。

エキストラバージンオリーブオイルは、ラッシュのリップバームにも使用されています。他の栄養豊富な原材料と一緒にあなたの唇に潤いをもたらし、ふっくらとさせます。