原材料
香料
ベネフィット
Natural
ラッシュのフレグランスは、およそ60%が自然由来のエッセンシャルオイルです。その中には、花から抽出するアブソリュートと、樹脂から抽出するレジノイドも含みます。商品によっては100%自然由来のものも、一部合成素材のものもあります。多くのフレグランスは、商品を使う時に心にもお肌にも安らぎを与えるように調合しています。
ラッシュでは、独自の商品と香料の開発を行っています。
天然由来の植物のエッセンスは、複雑な化学物質の化合物です。植物は小さな化学工場のようなもので、病気と戦い、花粉を運ぶ虫を引きつけるなど、様々な機能を果たすためにオイルやエキスを生成します。
それらの中には、生産過程で生み出され、植物にはじめから含まれていないものもあります。イリスルートエキスの場合がそれにあたり、もともとはイリス(アイリス・アヤメ)の根茎で、それが長期にわたる乾燥と加工の過程を経て価値のある香料原料に生まれ変わるのです。
柑橘類のオイルは人工的に合成物質を使って、簡単に生成できるほど比較的単純な構造です。
花から抽出するアブソリュートも含む、ローズオイルは高価で、350もの構成要素がある複雑な化学構造をしています。伝統的な香料製造、特にソープやバスアイテムの香料の場合、天然素材ではなく、より低価格の合成素材が用いられることが多くあります。
ラッシュでは天然のエッセンシャルオイルを基に、調合の際に必要に応じ、サポートとして合成素材を配合して香りを作り上げます。合成素材は、元から原料に含まれていることもあります。 例えば、ローズとゼラニウムにはそれぞれ香料化合物のゲラニオールが含まれており、これらの香料にさらにゲラニオールを加えることで化学的に連鎖させることができます。動物を犠牲にしないための合成ムスクのほか、天然の香料素材が手に入らない場合(パイナップルの香りなど)には合成香料を使用します。
香料の処方はどの会社においてもトップシークレット扱いで、ブランドの認知や顧客のロイヤルティにおいて極めて重要な要素となります。 ラッシュのコピー商品がすでに市場に出回っていることも踏まえ、香料の処方や調合方法の公開は控えています。