原材料
サフランエキス
Crocus Sativus
ベネフィット
Natural
髪に美しい輝きをもたらす
黄色がかった赤の細い糸のようなものが印象的なサフラン。実は、あの部分は柱頭(ちゅうとう)と呼ばれる雄しべの器官の一つで、秋に咲く花は意外にも紫色をしています。世界で最も高価なスパイスで、1グラムのサフランを得るには、150~170個の花が必要となります。1年のうち、たった2週間しかない収穫期に、丁寧に柱頭を手摘みで収穫します。
古来、金以上の価値を持つことも稀ではなかったサフラン。幸いなことに、食べものに色と風味を与えるには、ほんの少量あれば十分です。
スカンジナビア半島の国々ではケーキやパンによく使われ、中央アジア、中近東、地中海地方の料理にもよく使われています。
聖書にもサフランに関する記述があり、他の数多くの歴史書に言及されているこのスパイスは、太古以来重宝されてきました。16世紀中国の薬物誌や他の古い医学書にも、サフランに関する記述が見られます。
古代インドでは、仏教徒はサフランで染色した黄色の布をまとっていました。サフランの黄色は、古来多くの国々でロイヤルカラー(王家の色)とされています。
ローマ帝国時代には香水として使用されていたこともあり、伝統的なローマ公衆浴場で大変人気がありました。
ラッシュでは、煮立ったお湯にサフランを浸して、オリジナルのサフランエキスを作り、自然由来の着色料として商品に使用しています。髪にゴージャスな輝きを与える働きもあり、ヘアトリートメント『モンローウォーク』に配合されています。