原材料

炭酸水素Na

1846年、ジョン・ドワイトと義兄のオースティン・チャーチが炭酸水素Naを発明しました。この炭酸水素Naは、炭酸ガスとソーダ灰で作られていました。クリームオブターター（酒石酸K）と合わせて使うと、ケーキやパンがふんわり仕上がります。これらの2つの物質がベーキングパウダーの成分です。

重曹とも呼ばれる、炭酸水素Naにはお肌を落ち着かせる働きがあり、二酸化炭素や硫化水素などの酸性ガスを中和するので、環境の改善に貢献しているそうです。

炭酸水素Naはまた、入浴料に理想的な原料です。クエン酸とお湯を加えると、炭酸ガスを発生させます。これがラッシュの代表的な入浴料である、バスボムのシュワシュワとした泡の正体です。人気商品のバスボムは、化粧品業界に影響を与えた商品の一つと言って過言ではないでしょう。ラッシュはバスボムを開発したことを誇りに感じています。

シンプルな原材料を組み合わせたバスボムのベースは、様々な色や香りをプラスできる優れもの。花、フルーツ、ハーブ、海藻やシーソルト・・・、これだけ挙げてもラッシュが使用している原材料のほんの数例です。エッセンシャルオイルが加わることで、シュワシュワと発生する泡は五感を刺激し、その働きを高めます。『アボバス？』、『セクシー・ダイナマイト』は、多くの人に愛され続けるロングセラーとなっています。

また、炭酸水素Naはラッシュ独自の革新的な入浴料のバブルバーにも使われています。シャンプーのベースと混ぜると、ペーストのようなテクスチャーとなって、数え切れないほど様々な形を作ることができるのです。さらに、好きなだけ自然由来の原材料をプラスすることができます。他でよく見られる、すぐに消えてなくなる淡い泡ではなく、フワフワでボリュームのある濃厚なバブルバスをお届けしたいという想いを込めて、ラッシュはバブルバーを開発しました。『ぐるぐるブランケット』をはじめとしたバブルバー全品に炭酸水素Naは配合されています。

『緑の羽衣』は、粉末状にしたわやかな香りを演出するローズマリーやティーツリーなどを炭酸水素Naに加えたボディパウダーです。手軽に使えて、お肌がつっぱることはありません。清潔に保つことで、嫌なニオイをケアします。