原材料

ダイズ油

Glycine soja

ナッツを思わせるコクのある香りのダイズ油は、ラッシュ商品に豊かな質感を与えます。髪を艶やかにして、肌触りをなめらかにする成分です。

ダイズ油について、どれだけ知っていますか？

イギリスのラッシュでは、オーガニック認証を取得しているドイツの生産者からダイズ油を購入。父親が経営していた昔ながらの畜産農業から植物油製造業に転業したそうです。彼らの土地で栽培した、または地元の農家から集めた未加工の大豆から低温圧搾法でダイズ油を得ています。

現在、ラッシュキッチン（製造拠点）は世界中に7か所あるため、地域によって異なる生産者からダイズ油を購入している場合があります。

大豆栽培が地球環境にもたらすメリットとは？

搾油用の植物を栽培する畑では、同じ種類の植物を作り続けて枯れてしまう連作障害を防ぐため、いろいろな植物をローテーションで育てる「輪作」を行います。植物が互いの特性を活かし、助け合って成長するようなイメージです。例えば、大豆はやせた土地に向いている植物で空気中の窒素を肥料に変えて肥沃度を向上させます。

ラッシュが取引しているドイツの生産者は、新旧の様々な植物を試験的に栽培したり、トウモロコシの単一栽培を行っている農家に他の植物との輪作をすすめたりして、地域の植物多様性を高めようと努めているそうです。このような活動が認められ、彼らは地域で肯定的な評価を得ています。また、自分たちの畑でさらに無農薬栽培を実践。周囲の農家も協力的で同様の取り組みを成功させています。

低温圧搾法（コールドプレス法）のメリットとは？

低温圧搾法は、果実や種子から得た植物油の色と香りを自然のまま楽しめる方法です。機械による圧力以外、熱や溶剤など他の技術を原材料に加えることはありません。これにより、色と香りが豊かな純度の高い未精製の植物油を得られます。

ダイズ油はどんな良い働きをもたらすの？

・ビタミンEとビタミンAが含まれているダイズ油は、健やかなお肌を保ちます。

・お肌や髪の調子を整えて、潤いをキープします。

ダイズ油にまつわるユニークな物語

大豆の起源や栽培がいつ始まったかについて誰もが納得する説はまだありません。私たちが把握しているのは、何千年もの間、日本、中国、韓国で主食として消費されていたということです。他のマメ科の植物と同様に、「豆」と呼ばれる種子を含むサヤを成長させます。

※産地は時期や商品によって異なる場合があります。