スマトラのオランウータンを救え!#SOSsumatra

スマトラにはまだ、命をつなぐ森を奪われた動物たちがたくさんいる。動物と人間がそれぞれの地で、平穏に暮らしていける環境を整えるべく、2019年早春#SOSsumatra キャンペーンが開催されました。

私たちが力を合わせれば、素晴らしい変化を起こすことができるでしょう。2018年春、日本を含むアジア・オセアニアの国や地域のラッシュで、スマトラ島の森林再生を目的にした

「#SOSsumatraキャンペーン」を実施しました。キャンペーン限定商品『スマトラ シャンプーバー』の売上げ、£161,552(約2,261万円)はイギリスを拠点に活動する森林保護団体、Sumatran Orangutan Society (SOS)とそのパートナー団体でインドネシアを拠点にするオランウータン情報センター (Orangutan Information Center, OIC)に寄付されました。このシャンプーバーを手にしてくださったみなさんの力によって、スマトラ島のBukit Mas(ブキットマス)にある、かつてパームプランテーションとして使われていた50ヘクタールの土地は、本来の姿である熱帯雨林へと戻りつつあります。

チャレンジは続く

パームプランテーションだった場所を再生させるプロジェクトの経過は順調です。しかし、オランウータンのような絶滅が危惧される動物の置かれた環境の改善のために私たちにできることは、まだまだあるということに気付かされます。

スマトラ島は絶滅が危惧されるサイ、ゾウ、トラ、オランウータンが共生する地球上唯一の場所。レウセル生態系(Leucer Ecosystem)と呼ばれる地域には国立公園があり、何百種という数の哺乳類や鳥類、また何百万の人々が熱帯雨林からの恩恵を受けて生活をしています。

残念なことに、再生に向けてプロジェクトが始まったBukit Masのからも程近いCinta Raja(シンタ ラジャ)は、野生生物と人間が衝突する場所となってしまっています。

住む場所を奪われ続けるスマトラに暮らすオランウータンを救うため、SOSが目指すのは、熱帯雨林を守り再生させること。かつて多くの生物が暮らしていた土地を、開発を進める企業の手から取り戻し、豊かな元の森へと再生し、野生生物に返すのです。SOSのディレクター、ヘレン・バックランド氏は、この場所が今日直面している問題を説明してくれました。

「北スマトラ州にあるグヌンレウセル国立公園に隣接するCinta Rajaという場所は、ゾウ、トラ、サイたちが暮らす野生生物のホットスポットですが、この場所もまた危機に直面してもいます。昨年、農園を横断したゾウの群れによる被害への報復として、赤ちゃんゾウが殺されました。他にもある男がトラ2頭分の皮を所持していたことで逮捕され、オランウータン1頭が農園で保護されました。これはすべてこの2年で起きたことです」

またバックランド氏は、このCinta Rajaはこの地域を守る上で重要な場所だといいます。

「この土地は6キロにわたって、国立公園に隣接しています。南のタンカハンという場所から、北は現在オランウータン情報センターが植樹する一帯が広がります。今はレウセルの森や野生生物の保護にとっての弱点となってしまっています。というのは、密猟者や違法伐採者が侵入できるスペースとなってしまっているからです」

この戦略的に重要な計360ヘクタールの土地を守ることは、動物たちが暮らす森と人間が暮らす地域の境界、最も動物たちにとって人間からの攻撃に遭う危険の高い領域をなくすことを意味します。しかし私たちに残された時間はそう多くはありません。2019年2月末までにこの土地を購入するために、SOSは総額87ポンド(約1億3,050円)を集める必要があります。これまでに50万ポンド(約7,500万円)以上の資金を集めることができましたが、この目標を達成するためにみなさんの力が必要です。

2019年2月末までに目標の87万ポンド(約1億3,050万円)を達成しなければなりません。この目標を達成しなければ、この土地は野生生物と人間の紛争地帯であり続けます。

※1ポンド=150円換算

いい知らせ?

このような状況を前に、幸い私たちにはできることがあります。バックランド氏は「SOSのために寄付してくれる人、署名をしてくれる人、チャリティランに参加してくれる人など、すべての人が、私たちの野生生物を保護する活動のムーブメントの一端を担うことになります」と話します。

「ソーシャルメディアでスマトラ島で起きているこの状況をシェアしてもらえれば、それは私たちのメッセージを一緒に広めることになり、世界各地に暮らす方々を鼓舞してくれると信じています。私たちは状況がひっ迫していることについて、世界中の方々に説明できなければいけません。同時に、現場でポジティブな変化を生んでいる素晴らしいメンバーが皆がいるということもお伝えしたいと思っています」

2018年に実施した#SOSsumatraキャンペーンはチャリティ商品『スマトラ シャンプーバー』の完売という大成功を収めました。ラッシュでは、今年も継続して、スマトラの森林を再生しをオランウータンをはじめとする動物たちを守るキャンペーンを行います。パチョリやオレンジの香りがするキャンペーン限定チャリティ商品『オランウータンソープ』は、アジア・オセアニア地域のラッシュのショップとオンラインで1月25日から販売を開始します。もちろん、パーム油は不使用です。そして、同日オンラインショップ限定で『スマトラ シャンプーバー』が再登場。どちらの商品も消費税を除く売上げの全額がSOSへ寄付され、SOSのパートナー団体であるOICが現地で土地を購入することができます。その土地はかつての輝きと豊かさを取り戻させるべく植樹をしていきます。

現在、スマトラに生息するオランウータンの数は14,600頭まで減少しています。いなくなったら、それっきり。アジア・オセアニア地域で14,600個のソープも売り切れてしまえば、それでお終いですが、森が再生されスマトラのオランウータンは永くこの地で暮らしていくことができるでしょう。

Text by Sarah Gane:この記事の筆者、サラ・ゲーンはUK在住のフリーランスライター、編集者、コンテンツストラテジストです。

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